小説始めて3か月、超スランプにぶち当たる

 久しぶりにブログを更新しますが、タイトル通りスランプのため、一度自分の気持ちを整理するための記事です。5年間付き合った彼女と別れ、本業もプレッシャーがかかり、酒におぼれてダイエットもリバウンド中の最悪の日々。

 その中でも唯一見つけた、新しい夢を何とか諦めないために、ちょうど3か月の節目にあたる今日。少しでも立て直せるように書きたいこと書きます。

小説を書くという趣味と夢を見つけた3か月前

 ちょっとしたきっかけで、即興小説トレーニングサイトに初めてチャレンジしたのが、令和になって、誕生日も過ぎてから少し経った、3か月前の5月18日でした。

 はじめは、制限時間内に完成させることが出来ませんでしたが、それがちょっと悔しかったので、すぐに次にチャレンジ。もちろん拙い文章ではありましたが、何とかオチまでつけることが出来て、これは頭使って楽しいなあというのが始まりでした。

 昔から、何かを作るということをしたいと思っては諦めてきた気持ちが再燃し、特定の短い時間で量産できるということもあり、朝晩の空いた時間で毎日のようにチャレンジし、これは結果的には2カ月弱で100本を達成しました。

長編小説投稿にチャレンジしたいという夢を持ち始める。

 即興小説は、それはそれで楽しかったのですが、閲覧者数が少ないということと、掌編小説が大量にできるという結果になるので、少し物足りないところもありました。

 そこで、昔温めていたアイディアメモが残っていたのを思い出し、長編も書けるかな? と思い始めて、時期的にチャレンジできそうな賞として、小学館ライトノベル大賞にターゲットを絞り、初めて詳細なプロットを最後まで完成させることが出来ました。これが即興小説を書き始めて、1カ月ちょっと経った6月末のことでした。

 プロットを最後まで完成させたことすらなかった自分にとっては、大きな進歩でした。そしてそのころ、もう一つ、ノベルアッププラス小説大賞の存在を知りました。

ノベルアッププラスの応募規定は目前

 小学館ライトノベル大賞の締め切りは9月末、一方、ノベルアッププラス小説大賞は8月末が締め切りです。

 ただ、こちらは締め切りまでに規定の文字数(10万字)を達成していれば、完成・未完を問わずエントリーできるということで、稼働時間を計算し、行けると判断、7月頭くらいから急いでプロットを書き始め、7月18日のオープンに合わせて連載を開始することが出来ました。これがちょうど1カ月前の話ですね。

 そこから、ほぼ毎日順調に投稿し、現時点で9万字越え、人生初の長編小説エントリーまであと少しというところにこぎつけましたが……。ここで大スランプに陥っております。

5年越しで付き合った彼女との突然の別れ

 8月8日、ダブル末広がりの日ですが、めでたくもなく突然彼女と別れることになりました。

 5年ほど付き合い、(途中一度別れて寄りを戻したり、遠距離だったり紆余曲折はありましたが)人生でこれほど長く一人の人と付き合ったことは無かったので、正直家族同然の気安さでいました。

 小説を書くという夢についても、応援してくれると嬉しいなという淡い期待はありましたが、結局そのあたりも含めて、彼女の夢との方向性が合わなかったところにありました。

 彼女が求めていたのは、何かを成し遂げるような大きな夢ではなく、ごく普通の結婚をして、子供や家庭があって、という暮らしでした。

 そして、自分にはそれを実現させてあげる甲斐性が無かったのです。

消えることのない、ギャンブルに溺れた過去

 ここで話すことではなかったので、あえて書きませんでしたが、20歳から30代前半までの青年時代を、ほぼパチンコ・パチスロに費やしてきてしまった過去があります。

 きっかけは精神的な弱さからですが、そのあとハマったことについてはもはや弁解の余地はありません。まあ依存症という病気になってしまったということです。

 最初は確かにそこそこ稼げていましたが、ほんの最初の1年くらいの話です。もう結果だけ言ってしまうと、200万以上の借金を抱えて、自己破産するかしないかというところまで行きました。

 本当は、そこで自己責任ということで自己破産でも何でも選ぶことをすればよかったのかもしれませんが、親の最後の情けという形で、返済を立て替えてもらってしまいました。その親への返済を毎月行っている形です。情けない話ですが。

 ギャンブル自体は完全に足を洗って、2年と3か月になります。借金はあるものの、ようやく経済的にも精神的にも安定してきたところで、小説という夢中になれるかつお金のかからない趣味に出会いました。(ちなみに、彼女との空白期間は、このギャンブル依存と借金がバレたことに起因しています)

 でもやっぱり、この過去の負債がある以上、すぐに結婚や子供といったことを考えられなかったのが正直なところです。それなのに本業でのさらなる躍進などを考えず、より不安定な小説などにかまけている自分も悪いのですが、正直本業を突き詰めたところで、自分の幸せは無いと感じてしまっているので、もうそこは彼女との価値観の違いはあるでしょう。

 自業自得なところはもちろんありますが、別れの理由としては、お互いの向いている方向の違いということで、別れは円満でした。

ひとりになってみて気づいた

 さて、ギャンブルに溺れた人間は、基本的に過去の人間関係は破綻しています。20歳までは相談できた友達もいましたが、結局ギャンブルに溺れたことによって、すべての人間関係が疎遠になってしまった自分は、正直、彼女以外に心やすく相談したり、たわいもない会話ができる友達がいないのです。

 そして、彼女が家から出て行ったことで、急に心の寂しさを感じてしまいました。一人でも生きていけると思っていて、そうするしかないと今でも思っていますが、それでも、唯一といってもよかった心のよりどころの大切さに改めて気づいたのですが、もう遅いって話ですよね……。

 この十日ほどは、その自分の情けなさと寂しさから酒を大量にあおる日々が続いていました。5月の健康診断でメタボと肝臓の数値が悪いこともあって、ダイエットも並行していて、3か月で最大10キロやせたのもつかの間、彼女と別れて生活が乱れただけで簡単に太り、もう4キロ近くリバウンドしてしまっています。

こういう時に本業が忙しい

 こういった時に限って、本業の仕事の方がかなり忙しくなってしまうんですよね。本当はこの8月のお盆期間、休みは申請していて、どこに行く当てもなくなってしまいましたが、このメンタルを立て直して、小説執筆に充てることにしたかったのですが、それも今日で終わり。

 そして、13日~16日は休みとしておきながら、ほぼ毎日仕事をしてました。

 フルタイムとまではいきませんが、自分がしている仕事って割と専門的ではあるので、小さな今の会社では他の人に引き継いだりできず属人化しているのですよね。

 まあ、そういう根本を変えていくことが、本当に仕事ができる人間のやることなのかもしれませんが、自分は結局そこまでではないですし、会社のメインの事業ではないので、人を増やせないんですよね。それでも自分がいなければ困ってしまう。そう言ったタイプの仕事です。

 IT系の業界なので、お客さんの方もお盆休みなどはなく、一斉に会社が休みになるわけではなく、例えば3日間とかを仕事が分散されるように各人調整して自由に取る、といった形なのですが、自分の場合はほとんど一人で仕事をしているような形なので、取得が難しいのです。

 それでもお盆だったら動きは鈍ることを想定して、休みと決め打ちしようと思っていましたが、結局動くことになってしまい、小説に集中できませんでした。ただ、彼女と別れて精神的にきつい状態の時は、強制力のある本業が忙しい方が、幾分気がまぎれるので、かえって良かったのかもしれません。

さて、3か月の鬼門を乗り越えられるか

 まあ、こういったことが重なったのは言い訳に過ぎませんが、何だかんだ何でもよいので書くことはストレスの発散にはなるようです。少し落ち着いてきました。

 ただ、今朝までは書く気力もなく、書くことすら思いつかず、休み時間のストレスのはけ口を、小説を書き始めてからすることがほとんどなくなったアニメ鑑賞やゲームなどに費やしてしまい、ノベルアッププラス小説大賞への投稿間近、というところでモチベーションがピンチになってしまいました。

 特に、自分にとって、何かの物事を続けるにあたって、3か月という時点はとにかく鬼門なんですよね。

 こうして何かが起こったり、単純に自分に合わないと飽きてしまったり、この小説に関しても、3か月という節目を乗り越えて達成感を味わい次につなげられる目標として、8月末締め切りのノベルアッププラス小説大賞が向いていると思って、それに邁進してきていました。

 これが達成できなければ、ギャンブルに戻ることは無いにしても、アニメやゲームでひとり時間を無駄にして過ごす日々になってしまうでしょう。

 だからノベルアッププラス小説大賞への投稿完了(作品自体は未完でも)は何としても成し遂げる必要があります。

 そしてその達成感の上で、今度は小学館ライトノベル大賞へのシフトをしていくというのが理想の目標です。

 終わった過去は決して戻ってきませんし、思い通りに行動できなかった結果は残ります。それでも最優先とするべきものは何か、それをきっちり思い出し、やっぱり大きな夢を諦めずに進んでいくしか、自分の幸せは無いのだと思います。

 初めてのチャレンジなのだから、ダメになることはもう織り込み済みです。そんな甘い世界じゃないでしょう。でもチャレンジしきった、これまでできなかったことができた。という達成感さえ味わうことができれば、この3か月の鬼門を突破できるはずなのです。

 それを忘れないようにするために、いったん今抱えている自分の気持ちを吐き出してみました。

 これができただけでも、今日はかなりの進歩・回復だと思って、自分をまずは褒めます。誰が何と言おうとです。その自己肯定感をもって、ここ最近の負のスパイラルを断ち切るしか道はありません。

 もう、ここまで来た以上、後に戻るということは考えたくありません。もう若くないんですから。

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