小説家デビューまでの目標を立てる

 計画倒れになってしまう可能性もありますが、やる気に満ち溢れている今、やらないでどうするのか? ということで、35歳にして一から小説家を目指すという無謀な挑戦にも目標が必要です。

 とりあえず、長期・中期・短期という、仕事や経営などにも通じるような3つのスパンでそれぞれざっくり考えてみます。

長期目標:30代のうちにデビュー

 この辺りはやはり年齢を気にします。小説を書くのに年齢制限は無いと思いますが、プロデビュー後の成長や体力的、経済的な面も考えて、やはり30代、自分の場合、5年以内にデビューできなければ、いったん諦めて趣味として切り替えようかなと思います。

 また、仮に商業デビューできたとしても、それ一本ですぐ食えることは無いでしょうから、しばらくは兼業ということになるはずです。

 そういった事情も鑑みて、30代というのをひとつの区切りにしたいです。5年頑張って、芽が出なかったら諦めもつくでしょう。また、今は自費出版や電子書籍、小説投稿サイトなども充実しているので、自分の作品を世に出したい。ということは簡単に達成できるのでその時はそれで良しとします。

中期目標:年次ごとに選考通過の実績を作る

 これは具体的には、1年のスパンで選考の各段階を徐々に突破するイメージです。1年以内に1次選考通過、2年以内に2次選考通過、3年以内に最終選考に残る形で実績を作って実力を上げていくということです。

 もちろん、90%以上が1次選考で落とされる世界なので、そんなに甘くはないでしょうが、これくらいの目標が無いと長期目標である30代でのデビューなど遠いでしょう。

 また、年間で長編を3、4本書ける力が無ければ、そもそもプロとしてやっていくことは難しいと思います。3本、4本書く中でまず1次選考を突破する実力と習慣をつけて、将来に備えるためにも中期的にこの目標を設定しました。

短期目標:小学館ライトノベル大賞への応募

 これはTwitterなどでも公言しましたが、直近の目標は小学館ライトノベル大賞への応募ということにします。

 これまでも小説賞に応募したいと漠然と考えていたことはあり、プロットもどきのようなものはちょこちょこ作ってみたりしたのですが、冒頭を書いてみただけで終わり。なんてことを繰り返してきました。

 そして、20代~30代前半という貴重な時間を、ギャンブルやゲームなどに費やしてきてしまいました。そのうえメンタルの不調を言い訳にしてきた節もあります。かなりどうしようもない感じです。

 そのギャンブルから足を洗って2年以上たち、稚拙ではありますが、毎日文章を書くということを楽しいと思いながら1カ月近く続けられている今、正直人生で一番充実している時間が過ごせています。

 もちろん、このフロー状態が長く続くとも思っていないので、きっとつらくなることがあるでしょう。そのつらくなった時にどれだけ踏ん張れるかは、今この調子のいい時に、どれだけそれを考慮した目標と計画を作れるかによると思っています。

 完璧を求めず、無茶はしないけれども、でも適度な無理をして目標に向かって頑張る。正直今までの人生で体験のしたことのないものですが、それでも書くこと、表現することの楽しさを味わいつつあるので、今はこれに乗って進んでいきます。

おわりに

 こういう目標を立てたり、計画を練ることはこれまでにもありました。でもどれも長続きしませんでした。

 だから正直、不安はあります。

 そして、このブログでの進捗更新が止まったり、即興小説が止まったり、結局成果が出なかったりしたら、でかい口叩いておいてダメなおじさんだな。と反面教師にして笑ってください。

 ただ、願わくば、アラフォーでも馬鹿みたいに夢を持って実現することができるということをお伝えできればいいな、というのが今の野望です。

 35年生きてきて、やっと心の底からやりたい! 楽しい! と思えることに出会ったおじさんの戯言に付き合っていただいてありがとうございました。

 今後の予定としては、明後日までに、短期目標達成のためのタスク洗い出しとスケジュールを作成して公開します。

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