「この一冊がプロへの道を開く!エンタメ小説の書き方」トレーニングメモ1-2 ~プロの心構えを知ろう・課題~

 引き続き「この一冊がプロへの道を開く!エンタメ小説の書き方」を読み進めているが、各章の最後に課題があるので、その課題についてもアップしてみようと思う。

榎本秋/榎本海月 DBジャパン 2019年03月
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第1章の課題

 第1章についての課題は以下である。

 最近気になったニュース、あるいは読んで面白かったノンフィクションの本の内容を400文字で紹介しなさい。知らない相手に興味を持ってもらうためにはどうしたらいいか、という点に気を配ること。

「この一冊がプロへの道を開く!エンタメ小説の書き方」 P.28

 もろもろ書くべき点のポイントについても書かれているが、書きすぎてしまうと問題がありそうなので、ここでは割愛する。そして自分の回答は以下である。

課題の回答


『あふれでたのは やさしさだった 奈良少年刑務所 絵本と詩の教室』(西日本出版社・著:寮美千子)について紹介したい。
 奈良少年刑務所において、受刑者たちに絵本を読んだり、詩を書いてもらって、それを皆の前で発表し、感想を述べあうといった授業を続けたところ、その受刑者たちが程度の差はあるものの、もれなく前向きな変化を見せたという内容だ。
 この本ではその結末が最初に説明されるため、半ば懐疑的に読み進めることになる。犯罪を犯した者たちを相手にそんな奇跡のようなことが起きるのだろうかと。
 だが、その懐疑は、あってもおかしくないことなのだと、最後にはある種の希望に変わっている。人間にとって本当に大切で必要な体験や考え方に満ち溢れていたからだ。自分に自信が無い、自己肯定感が低いという人にこそ読んでほしい。仮にその懐疑がこの本を読んでみて晴れなくてもいい。その感情だって、ありのままで人間的であるのだから。


 課題に「400文字」とあって、前後とか以内とも書かれていなかったので、律義に(スペースを入れて)400文字ぴったりになるように書いてみた。

 最初は長々と書いてしまったが、要点を原稿用紙1枚以内に収めるのは、はっきり言って長文を書くより難しい。(改行があるので原稿用紙1枚には収まらないだろうが)

 とりあえず、最近のニュースは何となく暗いものばかりで、35歳にしては世間の情報を取り入れる意欲が無いため(これからはなるべく気にしようと思うが)なかなか思いつかなかったため、彼女が良いと紹介してくれたノンフィクションの本を読んで課題とすることにした。

 その本自体の紹介は、上記400文字で書いたままなので、追記は割愛するが、これで知らない相手に興味を持ってもらえる文章になっているかは甚だ疑問である。やはりブログに読者が早くついてくれて、コメントをもらえるようになったり、上記の文章について読んだ感想を述べてくれる友人が居ればよいのだが……。

 まあ一応、身近に彼女はいるので、余裕がある時に添削してもらおうかな。

 とりあえず、久しぶりにノンフィクションの本を読んだし、目的達成のためにノルマをクリアしていく快感というのを、久しぶり……いや初めてくらいに味わっている高揚感にて本日は締めくくりたいと思う。

寮 美千子 西日本出版社 2018年12月03日
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